FIREには色んな種類があるけど、自分に合うのってどれ?
\そんな悩みに答える診断を作ってみました✨/

FIREを目指しているけど、どのスタイルが自分に合っているのか、まだ決めかねている方も多いのではないでしょうか?
実は私自身も、最初は「完全リタイアを目指そう」と思っていました。
でも、自分の性格やライフスタイルを振り返ってみたとき、「サイドFIREのほうがしっくりくる」と気づいたんです。
「今は心が疲れていて働きたくない」
「経営者になって自由に働きたい」
そんなふうに、FIREの目的や理想の生活は人それぞれですよね。
まだ自分のことがよく分からないという方も、まずは簡単な【3分診断】で、自分にぴったりのFIREスタイルを見つけてみましょう!
この記事では、あなたの性格や価値観に合ったFIREスタイルを一緒に探っていきます。
FIREスタイル診断の目的とは?

「そもそも診断なんて必要なの?」と思う方もいるかもしれません。
でも、自分に合ったFIREスタイルを見極めることで、見えてくるものがあります。
ここでは、そのメリットを2つご紹介します。
1. 自分に合ったFIREの道がわかる
まず一番の目的は、自分の性格や価値観に合ったFIREの方向性を知ること。
完全リタイアを目指すのか、サイドFIREで働きながら自由な生活を送るのか――。
この違いによって、必要な資産額や準備すべきことが大きく変わってきます。
だからこそ、自分のことをしっかり理解することがスタートライン。
診断はそのためのヒントになります。
FIREスタイル別 比較表
スタイル | 働き方 | 必要な資産目安 | メリット | 向いている人の特徴 |
---|---|---|---|---|
フルFIRE | 完全リタイア(無職) | 7,000万〜1億円以上 | 時間が完全に自由/働かなくていい | 仕事を一切やめたい/趣味を極めたい人 |
サイドFIRE | 生活費の一部を労働で補う | 3,000万〜5,000万円 | 精神的ゆとり/フルFIREより現実的 | 働くのが嫌いじゃない/人との関わりが苦でない人 |
バリスタFIRE | パート・フリーランス等 | 2,000万〜4,000万円 | 軽めの仕事で生活費を補える | 仕事も楽しみたい/柔軟な働き方がしたい人 |
コーストFIRE | 資産を増やす必要なし | 若いうちに資産形成済 | 貯金せず今を楽しめる/将来はFIRE状態 | 今はキャリアも楽しみたい/20〜30代で投資を始めた人 |
診断を進めると、あなたに合ったスタイルが見えてきます。
生活費<資産所得の方程式についてはこちらをご覧ください。

2. 「理想」と「現実」のギャップを埋めるために
サイドFIREとフルFIRE、どちらが自分に合っているか、改めて考えたことはありますか?

資金が足りないからサイドFIREでいいかな
と思っている方も、少し立ち止まって、自分の理想のライフスタイルを見つめ直してみましょう。
もし“なんとなく”で選んでしまうと、FIRE達成後に「思ってたのと違った…」なんてことにもなりかねません。
大切なのは、自分が「どんな暮らしを望んでいるのか」。
その理想と、選ぶFIREスタイルが合っているかをしっかり見極めることが、納得のいく未来につながっていきます。
サイドFIREに向いているのはこんな人!

どんな人がサイドFIREに向いているか知っていますか?
ここでは、サイドFIREに向いている人の特徴と、自由な生活を手に入れるための具体的なステップを紹介します。
生活費を減らし、少ない労働時間で自由を手に入れる方法
1か月の生活費を少なく抑える事で、その分だけ労働時間を減らすことができます。

多少質素な生活でもいいから、働く時間を減らしたい!
そんな方にとって、この方法はとても効果的です。
例えば、現在フルタイムで月25日働き、月収30万円、生活費が25万円の人がいるとします。
この場合、生活費を20万円まで下げることができれば、働く日数を減らしても生活が成り立つ、という計算になります。
生活費を抑えて、労働時間を減らしてしまおうという考え方は、サイドFIREの根本とも言えるでしょう。
サイドFIREを実現するためのステップ
サイドFIREを実現するためにはまず自分の生活費がいくらかかっているか、把握する必要があります。
そして、固定費だけでも資産所得で賄えるようにする。
そうする事によって、仕事で稼いだお金は自由に使えるお金になるわけです。
サイドFIRE実現のためのステップ
- 生活費を把握する
家計簿アプリなどを活用して、支出の全体像を掴もう。 - 固定費を見直して、支出を削減
家賃・保険・通信費など、毎月出ていくお金を減らす。 - 必要最低限の生活費を資産所得でカバー
配当・不動産収入など、働かずに得られる収入を活用。 - 労働時間を段階的に減らしていく
パートや副業などで柔軟な働き方にシフトしていこう。 - 残りの時間で自分の好きな仕事や活動をする
好きなことに使える時間が、人生の満足度を上げてくれる。
フルFIREを目指すべき人とは?

もう一生働きたくない

誰にも縛られず、完全に自由な生活がしたい
そんな強い想いを持っている方には、「フルFIRE」がハマる可能性があります。
ただし、それには現実的な資産計画と、実際のFIRE後の暮らし方を想像する力が必要。
ここでは、フルFIREを目指す人に向けた戦略や必要資産額、注意点を紹介します。
「自由=幸せ」と言い切れる人へ!フルFIRE戦略

時間が自由になるなら、なんでも幸せに感じる

働くことそのものが苦痛

趣味や家族との時間を最優先したい
こんな価値観を持っている方は、フルFIREとの相性が◎です。
でも現実には、「働かない=孤独・退屈」というギャップに悩む人もいます。
実際、僕の知人にも、FIRE達成後に「昼間に話す相手がいないのが地味にキツい」と言って週2でアルバイトを始めた人がいます。
“働かない”ことがゴールではなく、“自由をどう使うか”が大事なんですよね。
フルFIREを目指すなら、資産の準備と並行して「FIRE後にどんな毎日を送りたいか?」をしっかりイメージしておきましょう。
フルFIREに必要な資産額と現実的な計画
フルFIREを目指す場合、基本となるのは「4%ルール」。
ざっくり言うと、年間生活費の25倍の資産が必要です。
たとえば、月25万円の生活を続けたいなら、
- 年間生活費:300万円
- 必要資産:300万円 × 25倍 = 7,500万円
これだけの金額を作るには、投資だけでは時間がかかるので、副業や不動産など、複数の収入源を持って加速していくのがカギです。
必要資産額の目安一覧
毎月の生活費 | 年間生活費 | 必要資産(25倍) |
---|---|---|
10万円 | 120万円 | 3,000万円 |
20万円 | 240万円 | 6,000万円 |
28万円(日本の平均) | 336万円 | 8,400万円 |
30万円 | 360万円 | 9,000万円 |
35万円 | 420万円 | 10,500万円 |
これを見ると、「こんなの無理じゃん!」と思うかもしれません。
でも、最初から満額を目指す必要はないです。
僕自身も最初は「月10万で暮らすスキル」を身につけるところから始めました。
資産形成のスピードが遅いなら、「生活の質を工夫して下げる」っていう逆アプローチもアリですよ。
自分のFIREスタイル診断テスト
あなたのFIREスタイル診断テスト
では、あなたはどちらのFIREが向いているのでしょうか?
あなたにあったFIREスタイルを診断してみましょう。
🔍たった5問でわかる!あなたのFIREスタイル診断テスト
「FIREって言っても、いろんなタイプがあるけど、自分に向いてるのはどれ?」
そんなあなたに、たった5つの質問で、サイドFIRE向きかフルFIRE向きかを判定しちゃいます!
\ Let’s Try!/
【Q1】働くことに、やりがいを感じる?
- A:うん、仕事は人生の一部
- B:なるべくなら働きたくない…
【Q2】今すぐにでもやりたい趣味がある?
- A:趣味に没頭するのが何より楽しい!
- B:特にコレってものはないかな…
【Q3】将来、自分のビジネスを持ってみたいと思う?
- A:YES!そのために今がある
- B:NO、自由に暮らせたらそれでOK
【Q4】お金よりも、時間や人とのつながりが大事?
- A:もちろん!大切なのは「豊かさ」
- B:まずはお金が安心材料かな
【Q5】もし今、1億円あったら?
- A:少し働きながら、自由に暮らす!
- B:即仕事辞めて、のんびり暮らしたい!
🔸診断結果
- Aが3つ以上の人は…
👉 あなたは「サイドFIRE」向き!
働きながら自分の人生をコントロールしたいあなたは、少しずつでも収入を得ながら自由な暮らしを楽しむ「サイドFIRE」がぴったり。
仕事とのちょうどいい距離感が、あなたの理想の暮らしを実現してくれるはず。 - Bが3つ以上の人は…
👉 あなたは「フルFIRE」向き!
完全リタイアして自分の時間をフル活用したいタイプ。
コツコツ資産形成して、もう労働に縛られない生活を目指そう!
質素な生活や一人時間も平気なあなたなら、自由を満喫できるはず。
🔧補足として…
「どっちつかず…」な結果でも大丈夫!
FIREスタイルは人生のフェーズや価値観で変わるもの。
まずは「自分がどんな自由を求めているのか」を知るのが第一歩です。
資産形成のペースと目標設定をチェック!
あなたの目指すFIREスタイルがわかったところで、その目標までの資産形成のペースは速いですか?遅いですか?
後何年でFIREできるかも、FIREスタイルを選ぶ上で重要になってきます。
年利4%で毎月積立投資した場合
- 目標元本7,500万円、毎月5万円積立の場合
毎月積立額 | 達成までの期間 | 50年後の資産額(推定) |
---|---|---|
5万円 | 約45年で7,500万円 | 50年後は約9,600万円 |
10万円 | 約31年で7,500万円 | 50年後は約1億9,200万円 |
15万円 | 約25年で7,500万円 | 50年後は約2億8,800万円 |
これでは遅いという方は、FIREスタイルを変えるか、資産を増やす速度を上げなくてはいけません。
自分に合ったFIRE戦略を見つける
FIRE(経済的自立&早期リタイア)といっても、実はさまざまなスタイルがあります。
ここでは代表的な2つ、「サイドFIRE」と「フルFIRE」について、それぞれどんな人に向いているか、どんな準備が必要かを解説します。
サイドFIRE向き:時短・効率重視の働き方
サイドFIREは「少しだけ働きつつ、自分の時間を大事にしたい」という人に向いています。
本業+副業、あるいは副業と投資を組み合わせた生活スタイルです。
たとえば、以下のような生活が実現できます。
- 午前中だけ自分のビジネスに集中して、午後は家族と過ごす
- 週3だけ働き、他の日は育児や趣味に時間を使う
私自身も現在、会社員として働きながら副業に挑戦しています。
「もし本業を辞めて、副業やブログで生活するなら、どんなスケジュールになるかな?」とイメージすることが、今のモチベーションにもつながっています。
将来、自分がどんなふうに働いていたいのか、いまのうちから理想の1日・1週間をイメージしてみましょう。
フルFIRE向き:資産構築と長期的な収入源の確保
フルFIREは

一切働かずに、資産の運用だけで暮らしたい
という人に向いています。
その分、しっかりとした準備が必要です。
基本は、生活費をまかなえるだけの投資資産を構築すること。
たとえば「4%ルール」といって、年間支出の25倍の資産があれば、投資の運用益で生活できるという考え方があります(年間支出300万円なら、資産7500万円が目安)。
また、株式投資だけでなく、不動産投資で安定収入を得る人も多いです。
「一生働かなくても大丈夫」な状態を作るには、資産を作るだけでなく、出費を見直したり、生活スタイルをシンプルにしたりといった工夫も必要になります。

- 自由な時間を大切にしたい → サイドFIRE
- 完全リタイアして趣味に没頭したい → フルFIRE
どちらが正解ということはありません。
大切なのは「自分に合ったスタイルを見つけて、そこに向かって一歩ずつ準備を始めること」です。
FIRE生活を支えるための資産運用法

FIRE後の生活を安定させるためには、「毎月どれだけ使うか」と「どれだけ資産から取り崩すか」のバランスがカギ。
ここでは、サイドFIREとフルFIREそれぞれに合った投資戦略を紹介します。
サイドFIRE向け:働きながら、投資で生活費を補う
サイドFIREは「一部は働いて、一部は資産運用でまかなう」スタイルです。
大切なのは、足りない生活費をカバーできるだけの資産を積み立てておくこと。
たとえば、以下のようなイメージです👇
年間生活費 | 資産運用でまかなう額 | 労働で補う額 | 必要な資産(4%ルール) |
---|---|---|---|
200万円 | 150万円 | 50万円 | 約3,750万円 |
300万円 | 180万円 | 120万円 | 約4,500万円 |
120万円 | 60万円 | 60万円 | 約1,500万円 |
※4%ルール:年間支出の25倍の資産があれば、資産の取り崩しで生活可能という考え方。
この表を見ると「意外と現実的かも」と思える金額もあるはず。
サイドFIREの良いところは、「全額じゃなくても、部分的にFIREできる」こと。
本業で生活費の一部を補う前提なら、資産目標もグッと下がります。
フルFIRE向け:インデックス投資で長期安定運用
フルFIREは「働かずに完全に資産からの収入だけで暮らす」スタイル。
そのためには、長期で安定して成長が期待できる投資先を選ぶ必要があります。
おすすめは、以下のようなインデックスファンドへの積み立て投資です。
- 米国株:S&P500連動型(例:eMAXIS Slim 米国株式)
- 全世界株:オルカン(例:eMAXIS Slim 全世界株式)
インデックスファンドを選ぶ理由は、
- 分散されていてリスクが低め
- 信託報酬が安く、手数料が少ない
- 長期で右肩上がりの実績がある
という点が挙げられます。
ただし、FIRE後は「取り崩し管理」も大切。
4%ルールで年間生活費を決めるのは基本ですが…
- 家電の買い替え
- 医療費・車の修理などの突発出費
などにも備えて、「生活防衛資金」として現金も確保しておくと安心です。

- サイドFIRE:資産運用と労働のハイブリッド。無理なく自由な働き方ができる。
- フルFIRE:完全リタイアには綿密な資産計画と支出管理が必要。
いずれのFIREスタイルも、「どれだけ必要か」「どう運用するか」を明確にすることで、一歩ずつ近づいていけます。
FIREを成功させるためのマインドセット

FIREを目指したいけど、本当に自分にできるのか不安…
そんな気持ち、ありませんか?
FIREを本気で目指すなら、資産や支出のコントロールだけでなく、マインドセット(考え方)も非常に重要です。
ここでは、FIRE生活を楽しみ、長く続けていくために必要な心構えを2つ紹介します。
自由を手に入れるために必要な心構え
FIRE後は、すべてが“自由”です。
でも、それは同時に「すべて自分で決めなければならない」ことを意味します。
時間の使い方、毎日の行動、価値観の選択……。誰かがスケジュールを決めてくれることはありません。
この“選び続ける自由”に、意外と戸惑う人も多いです。
実際、私もFIREに憧れて休日を大切に過ごそうとしていましたが、いざ時間ができると

ちょっとだけ寝よう…
が習慣に。
気づけば昼過ぎまで寝て、YouTubeを見て1日が終わってしまったことも。
あれ、FIRE後ってこんな感じになるの…?って思った瞬間もありました。
だからこそ大切なのは、「自分なりの目的や習慣を持っておくこと」。
“お金から自由になったあとに、何をしたいか”をあらかじめ考えておくことが、FIRE生活を楽しむ第一歩です。
労働からの解放を目指すための思考法
FIREを成功させたいなら、考えるべきは「資産を増やすか」「支出を下げるか」の2択です。
でも、これは単純な話ではありません。
人それぞれ、ライフスタイルも家族構成も違います。
たとえば、独身であれば極端なミニマル生活も可能かもしれません。
でも、家族がいればその生活を一緒に共有することになる。
制限ばかりの生活では続けるのがつらくなります。
私自身も、正直ミニマルな生活に憧れた時期がありました。
でも、子どもが生まれてからは「節約しすぎて家族が不便に感じたら意味がないな」と実感しました。
だからこそ大切なのは、自分のFIREスタイルを見つけること。
- 稼ぐ力を伸ばして、リタイアを早める
- 支出を見直して、ミニマルに生きる
- サイドFIREで、バランスをとりながら働き続ける
どれを選んでも正解です。
大切なのは、「どんな生活を送りたいのか」「誰と生きていきたいのか」をちゃんと考えること。

FIREは、ゴールではなく“スタートライン”です。
自由な生活を手に入れるためには、お金だけでなく、「生き方」そのものを設計する力が必要になります。
今のうちから、自分にとってのFIREの意味を深掘りしてみませんか?
FIRE後の生活設計

サイドFIRE後に実現したい生活とは?
サイドFIREを達成したあと、どんな暮らしを思い描いていますか?
私が目指しているのは、「働く量を自分でコントロールできる生活」です。
フルタイムで働くのではなく、生活費の一部をカバーするだけの仕事をする。その分、家族との時間や、自分の学びの時間を優先できるようになります。
例えば、午前中は自宅でブログ執筆や楽天ROOMの運営。
午後は子どもと散歩したり、気分転換にカフェで本を読んだりする。
「収入を得る=仕事に縛られる」ではなく、「やりたいことの延長線に収入がある」状態を目指しています。
この生活が可能なのは、最低限の生活費を資産運用でまかなえるからこそ。
完全に仕事を手放すわけではないけど、「辞めようと思えばいつでも辞められる」自由があることが、精神的な余裕にもつながっています。
🕒 サイドFIRE後の1日のモデルスケジュール
時間帯 | 活動内容 | 補足 |
---|---|---|
6:30〜7:30 | 起床・子どもの朝のお世話 | 家族時間 |
8:00〜11:00 | ブログ記事作成、楽天ROOM投稿 | 収益を生む活動(在宅) |
11:00〜12:00 | 散歩・昼食づくり | 家族と一緒に |
12:00〜14:00 | 子どもと遊ぶ・お昼寝 | 子育てにしっかり関われる |
14:00〜16:00 | カフェで読書・勉強 | 自分の学び・趣味の時間 |
16:00〜18:00 | 家事・夕食準備 | 生活リズムを整える |
18:00〜21:00 | 家族団らん・子どもの寝かしつけ | 一日の締めくくり |
21:00〜23:00 | 自由時間(副業・娯楽・勉強) | 自分のペースで取り組める |
フルFIRE後に目指す理想のライフスタイル
一方で、フルFIREを達成したら?
これはもう、自由度が一気に跳ね上がります。
時間にも場所にも縛られないので、

今日は平日だけど温泉に行こう
とか

1ヶ月、田舎で生活してみる
みたいな暮らしも可能になります。
とはいえ、フルFIREには落とし穴もあると思っています。
“仕事ゼロ”の生活は、一見理想に思えても、毎日にハリがなくなるリスクもあるからです。
私の場合、完全リタイアよりも「何かしら社会と関わっていたい」と思うので、フルFIRE後もブログや副業を続ける可能性は高いです。
つまり、フルFIRE=完全な休息ではなく、「やる・やらないを自分で選べる状態」が本質なのかなと。
サイドFIRE vs フルFIRE:どちらを選ぶべきか

自分のライフスタイルに合ったFIREの選択方法
FIREには正解がありません。
大事なのは、自分と家族にとって“しっくりくるスタイル”を見つけることです。
たとえば、今子育て中の私にとっては、サイドFIREの方が現実的です。
育児にはお金がかかるし、完全な無収入は不安。
だけど、子どもとの時間は増やしたい。
このバランスをとるのに、月10〜15万円くらいの労働収入+資産収入で暮らすサイドFIREは理想的でした。
逆に、独身や子どもが巣立ったあとなら、生活費のすべてを資産でカバーするフルFIREを目指すのもアリ。
ミニマル生活を徹底できる人ほど、フルFIREにも向いています。
大切なのは、「自分にとっての自由」とは何か?を明確にすること。
そこから逆算すれば、自ずと最適なFIREのカタチが見えてきます。
実現可能なFIREスタイルを見極めるポイント
以下の3点を基準に、自分に合うFIREスタイルを見極めてみてください
- 生活費の見通し
- 家族構成や住んでいる地域によって必要なお金は変わります。
まずは“最低限の生活費”を洗い出しましょう。 - 現在の資産額と将来の見込み
- 今の資産で生活費をカバーできるのか?
不十分なら、何年で達成可能かシミュレーションしてみてください。 - 自分の働き方に対する価値観
- 「働かなくてもOK」なのか、「少しでも社会とのつながりが欲しい」のか?
ここは人によって大きく違います。
FIRE実現のために今すぐできる行動

まずは小さな一歩を踏み出す
FIREって、いきなり達成できるものじゃありません。でも、小さな一歩から始めれば、確実に近づいていけます。
私が最初にやったのは、家計の見直しでした。
固定費(スマホ代、保険、サブスクなど)を見直すだけで、月1万円以上浮きました。
次に、浮いたお金をインデックス投資に回して、少しずつ資産を積み上げることにしました。
重要なのは、「無理なく続けられる仕組み」を作ること。
習慣に落とし込めれば、FIREはぐっと現実味を帯びてきます。
チェックリスト
ステップ | 内容 | 得られる効果 |
---|
✅ Step1 | 固定費の見直し(スマホ、保険、サブスク) | 月1万円以上の節約につながる |
✅ Step2 | 節約したお金を投資に回す(例:インデックス投資) | 少額でも資産形成の第一歩に |
✅ Step3 | 家計簿をつけてお金の流れを把握する | 無駄遣いの可視化と改善ができる |
✅ Step4 | 自動積立設定など仕組み化 | 無理なく習慣化、継続がラクに |
✅ Step5 | 定期的に見直し&改善 | 成果を実感してモチベーションUP |
毎日の習慣を見直して、FIREを目指す道を切り開く
FIREに近づく人は、共通して「習慣を大事にしている」と感じます。
- 毎日家計簿をつける
- 本を読む時間を作る
- SNSや副業で情報を発信する
- 少しでも収入源を増やす努力をする
こうした地道な行動が、1年後、2年後に大きな差になります。
特に副業は、種まきをしておくことで将来のFIRE生活を安定させる武器にもなります。
私も今、毎朝3時間を“ブログと資産チェック”の時間に使っています。
小さな習慣ですが、これが毎日続けば大きな前進です。
おわりに:FIREは「今の生活」をよりよくする手段
FIREは、ただ「働かずに暮らす」ことが目的ではありません。
本当に大切なのは、自分の時間をどう使うか、自分の人生をどう設計するかということ。
私もまだFIREの途中段階ですが、

少しずつ自由な時間が増えている
と感じられるだけでも、日々の暮らしに余裕が生まれています。
大事なのは、完璧なプランより「行動すること」。
まずは、目の前の暮らしを見つめ直すところから始めてみませんか?
あなたのペースで、あなただけのFIREを見つけていきましょう。