米国高配当株投資に興味はあるけど、ベストな購入のタイミングがわからないから躊躇しているという方多いのではないでしょうか？
私も、新NISAを機に、米国高配当株ETFに投資しようと思っていましたが、適切な購入タイミングがわからず躊躇していました。
youtubeや本、セミナーを受けタイミングの重要性を学び、絶好のタイミングを待ちすぎても機会を逃すという事もアドバイスされました。
そのような経験から皆さんにも、戦略を練り自信を持って米国高配当株の購入ができるようになって欲しいです。
米国高配当株投資のベストなタイミング
株価が下落している時
配当利回り4％以上の銘柄を、とにかく安いときに買う。
これにより、株価の下落リスクを抑えつつ、将来の追加投資も容易になる。
権利確定日前後
- 権利付最終日（株主が配当金や株主優待などの株主権利を取得するための最終取引日）に向かって株価が上昇する前
- 権利落ち（株主がその銘柄を保有することで得られる権利がなくなること）後に株価が下落したとき
景気後退が意識され始める時期
『景気後退が始まる「1年前」から「景気後退入り直前」までの期間』を見ると、一般的な株式では大幅な下落も散見された。しかし、高配当株式は同期間においていずれもプラスと堅調なリターンを得ることができた。
長期的な視点
配当重視の投資戦略では、最低でも安定配当、理想的には着実な増配が期待できる銘柄を選び、長期保有することが重要。
割安な時期
個人投資家が注目しそうな銘柄を、配当利回りが高いときに先んじて購入することで、値上がりを狙うことができる。
市場全体の状況
現在の市場状況や個別銘柄の評価を考慮し、過熱感（株価が短期間で急激に上昇し、「買われ過ぎ」の状態になっていること）がないかを確認することも重要。
最終的に、投資目的や現状の資産配分、ポートフォリオによってもタイミングは変わってくるため、自身の状況に合わせて判断することが大切です。
米国高配当投資をするメリット
- 安定的な収入源: 米国株の大きな特徴は、原則として配当が年4回（四半期ごと）支払われる
- 複利効果: 配当を再投資することで、短期的にも長期的にも資産を効率的に増やせる
- ドル資産への分散: 為替リスク（為替相場の変動によって外貨建て資産・負債の価値が変化し、利益や損失が生じる不確実性のこと）はあるが、ドル建て資産への投資により分散効果が得られる
- 高い流動性: 米国株式市場は流動性が高く、株式を容易に売買できます
- 優良企業への投資機会: 世界をリードする大手企業が多く上場しており、安定した成長が期待できる
- 高配当利回り: 一般的に米国株は日本株よりも高い配当利回りを提供する傾向がある
- 成長性の高さ: 米国企業は高い成長性を示す傾向があり、長期的な資産拡大が期待できる
これらのメリットにより、米国高配当株投資は安定的な収入と資産成長の両立を目指す投資家にとって魅力的な選択肢となっています。
米国高配当株取引をした人の話
- 米国企業は株主還元意識が高く、「配当貴族」「配当王」と呼ばれる連続増配銘柄が多い
- 米国は今後も人口増加と個人消費の伸びが期待できる。
しかし、この投資家は高配当株投資にも注意点があると指摘しています。
- 初期は配当利回り10%の石油系銘柄に投資したが、コロナショックで株価が半減し無配になった経験がある。
- この経験から、個別株投資のリスクを認識し、現在は米国高配当株ETF（VYM）を中心に保有している。
1000万円を全世界株/S&P500/高配当株に分散投資したという投資家もいます。
- 米国高配当株部分で237万円投資し、33万円の利益（損益率+16.6%）を得た
- 配当金だけでなく、株価上昇によるリターンも得られることを評価している
これらの経験から、米国高配当株投資は配当収入と値上がり益の両方が期待できる一方で、リスク分散の重要性も示唆されています。ETFを活用した分散投資が、安定的な投資を続ける上で有効な戦略として挙げられています。
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